CSVを編集している際に、電話番号などの先頭の0が表示されないことがあります。その際の対処法をご案内いたします。
目次
- まずは確認!勝手にCSVが開くので先頭の0がありませんか?
- 対処法① CSV取り込み時に列の書式を指定する
- 対処法② Googleスプレッドシートを利用する
- FAQ:この操作方法で開いても先頭の0がありません、なぜですか?
まずは確認!勝手にCSVが開き先頭の0がありませんか?
ロジクラでCSVダウンロードのアイコンをクリックすると自動でExcelが開きCSVデータが開いていませんか?よく「勝手にCSVが開くので先頭の0がありません」とお問い合わせをいただきます。
この場合、勝手に開いた状態のCSVを上書き保存しないようにしてください。勝手に開いた状態で上書き保存すると、先頭の0がない状態で上書き保存されてしまいます。
勝手に開いたCSVは保存せずに閉じていただき、パソコンのダウンロードフォルダにCSVがダウンロードされていることを確認してください。
CSVのダウンロード先がわからない場合、ブラウザのデータ保存先をご確認ください。
対処法① CSV取り込み時に列の書式を指定する
CSVをMicrosoft Excelで開くと「標準」という表示形式で表示されることで起こります。セルの表示形式を「文字列」に設定してから、CSVをExcelで開きます。
※先頭の0が一度省かれてしまったセルを「文字列」に変更しても、先頭の「0」は表示されません。
Excel2019、Microsoft365
★初期設定(初回のみ設定してください)★
Excel「ファイル」>「オプション」
「データ」>「テキストから(レガシ)」のチェックを入れて「OK」をクリックします。
以上で初回の設定は完了です。
★2回目以降はこの手順からスタートしてください★
Excelでトを開き、CSVデータを選択します。
続きは以降、共通操作から進めてください。
Excel2016以前のバージョン
Excelにて空白のブック(新規作成)を開き「データ」→「テキストファイル」を選択します。
以降、共通操作
開きたいファイルを選択し「データ取り出し」をクリックします。
「区切り記号付き」を選択し、「次へ」をクリックします。
「カンマ」のみを有効にし「次へ」をクリックします。
「選択したデータのプレビュー」より文字列にしたい列を選択し、「列のデータ形式」を文字列に変更します。プレビューの1行目が設定した表示形式です。
設定が終わりましたら、「完了」をクリックします。
表示させるExcelのセルを選び「OK」
電話番号が0落ちせず表示されます。
対処法② Googleスプレッドシートを利用する
Googleスプレッドシートとは? https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/
ご利用にはGoogleアカウントが必要です。
※この方法は外部クラウドにデータを一時的に保存する方法です。事前に社内の規定などを確認してから実施してください。
Googleスプレッドシートを新しく開きます。
「ファイル」→「インポート」を選択します。
「アップロード」にCSVをドラッグするか、「デバイスのファイルを選択」をクリックし、対象のCSVをアップロードします。
以下の通り設定し、「データをインポート」をクリックします。
- 「インポート場所」の「スプレッドシートを置換する」
- 「区切り文字の種類」の「自動的に検出する」
- 「テキストを数値、日付、数式に変換」のをチェックを外します。
データが表示されている状態で、「ファイル」>「ダウンロード」>「カンマ区切りの値」を選択しCSVをダウンロードします。
保存したCSVはそのままロジクラへアップロードしてください。
完了したらGoogleスプレッドシートを削除してください。
参考 ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションを削除する
FAQ:この操作方法で開いても先頭の0がありません、なぜですか?
元々のCSVデータに先頭の0がない可能性があります。
(例:0落ちした状態でファイルを開き、0落ちのまま上書き更新した場合)
CSVをメモ帳などのテキストソフトで開くと元のデータに0があるかを確認することができます。
CSVデータを右クリックして「プログラムから開く」>「メモ帳」を選択します。
メモ帳で電話番号の先頭0があるかを確認します。
★先頭に0がある場合:もう一度このガイドの手順通りにCSVを開いてみてください。
★先頭に0がない場合:0がない状態でCSVが上書きされています。もう一度CSVをダウンロードしてください。
以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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