対象ユーザー:自動出荷指示オプションをご利用のユーザー
ロジクラで作成された出荷予定を自動で出荷を開始することで、24時間出荷指示をすることができる機能です。(出荷予定が作成された時点で予定→作業中に自動で移動する機能です)
例えば「委託倉庫では佐川急便を利用していて、自社倉庫ではヤマト運輸を利用している。発送方法が佐川急便の出荷はすべて委託倉庫の拠点へ出荷指示している」という場合に自動出荷指示機能が利用できます。
自動出荷指示の条件に「発送方法:佐川急便」を設定すると、発送方法が佐川急便の出荷予定が作成されたタイミングで出荷指示が完了します。
スタッフがロジクラで出荷を開始することなく、委託倉庫へ出荷指示が完了するので、締め時間に追われて出荷を開始する手間が省けます。
目次
自動出荷指示の条件を設定する
出荷予定作成時点でのみ自動出荷指示の機能が適用されます。
まずは自動で出荷させたい出荷の条件を設定します。
メインメニュー機能設定 > 自動出荷指示 を選択します。
自動出荷指示一覧画面が表示されるので、右上にある「新規作成」をクリックします。
条件を設定します。詳しい説明は自動出荷指示の条件に関する詳細をご覧ください。
自動出荷指示の条件に関する詳細
No. | 項目名 | 内容 | 備考 |
1 | 自動処理名 | 自動出荷処理の名称 | 条件の名称を登録 |
2 | 自動出荷指示 | 無効 or 有効 | 必要に応じて無効化/有効化が可能 |
3 | 検索条件 | 自動出荷する出荷の詳細条件を設定 |
以下5つの条件を設定可能 ※1、2
|
4 | 引き当て拠点 | 自動出荷指示する拠点を選択 ※3 | メンバー担当拠点のみ設定可能 |
※1 複数の条件を組み合わせて条件を設定することが可能です。項目の追加、or条件や除外条件等については今後の改善を検討しております。(2021年10月現在)
※2 各項目を追加し値を空欄で設定した場合は全ての出荷予定が対象となります。
例:ショップの項目を空欄で条件に追加した場合、ショップの登録がある出荷予定/ない出荷予定ともに自動で出荷が開始されます。
※3 自動出荷指示の引き当て拠点に設定している拠点を削除することはできません。
自動出荷指示一覧画面の使い方
① 各条件の優先順位を設定できます。ドラッグアンドドロップで各行を移動することができます。
(上位にある条件が優先されます。)
② 自動出荷指示が有効か無効かを確認できます。
③ 各条件の編集/削除が可能です。
自動出荷指示が適用されないケース
自動出荷の際にエラーが発生した場合でも、出荷予定は登録完了します。(予定に留まります)
以下の場合、自動で出荷は開始されません。手動で出荷を開始してください。
参考:出荷を開始する 〜管理画面から〜
- 出荷予定を上書き更新することで自動出荷指示の条件に当てはまった場合は、自動出荷指示されません。
- 出荷予定作成時点で拠点の登録がある場合、自動出荷指示の引当拠点と一致していないとエラーとなり自動で出荷が開始されません。
- 作業中から出荷予定に戻した場合は自動出荷指示の機能は適用されません。
- 欠品時は自動で出荷を開始できません。
- 自動で出荷指示された出荷はグルーピングできません。
自動出荷指示した履歴を確認する
設定 > ログ > 自動履歴 より確認します。
自動出荷済み、自動出荷できなかった出荷情報を確認することができます。
- 自動出荷指示の条件に一致し、自動出荷完了した場合:背景が青色の履歴
- 自動出荷指示の条件に一致し、自動出荷に失敗した場合:背景が赤色の履歴、エラー詳細の確認が可能
一覧画面の「詳細」をクリックすると自動出荷できなかった理由が表示されます。
エラー詳細と対処方法
No. | エラー詳細 | 対処方法 |
1 |
"商品名/種類名"が欠品しています |
在庫調整してから手動で出荷を開始してください |
2 |
引当先の拠点とは異なる拠点がすでに出荷予定に指定されています |
自動出荷指示で設定した拠点と、出荷予定に登録されている拠点が異なります。出荷予定を確認してください。 |
以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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